あした死ぬかもよ?
去年の12月。
私に初期の癌が見つかりました。
親も癌でないし、私はたばこも吸わないのに肺がん・・・。
違う箇所を検査中に偶然見つかった「癌」は、
「死」を連想させて
本音を言うと、すごく怖かったです。
だけど私がへこたれてはいけない!!と気持ちを奮い立たせ、
弱音を吐かず、泣くこともせず、
お母さん業&仕事を楽しんでいました。
遠足の時だって、全速力で走りましたよ~(≧▽≦)
本当にmahanaの生徒達に救われた日々でした。
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4月下旬。
入院して病院着に着替えると急に手術が現実味を帯びてきました。
翌朝、手術室に移動~全身麻酔がかかるまでが一番怖かったです。
手術で肺を大きく切除してもらい、今はリハビリ中です。
病室が一緒だった方々と仲良くなり、医師や看護師さん達にもよくしていただいて、楽しい入院生活でした。
死を覚悟したり、不安になったり、喜んだり、笑ったり、感情が忙しい1週間でした。
あと少しで完全復活です!!!!!(゚Д゚)ノ
(ご迷惑をおかけしてすみません!!!)
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そんな日々を過ごしている私から、今日はおすすめの本を。
「あした死ぬかもよ?」ひすいこたろう著
今の私が紹介したら「笑えない」と思われそうな本のタイトルですねw
何年か前に読んだ本ですが、
心に響く名言が多々あり、おもしろく読めました。
誰にも平等に訪れる「死」。
この本と出逢ってから、私の場合は
・自分が死んだ時、どんな人のどんな記憶に残りたいか?(きっとそれが本当になりたい自分)
・嫌な出来事があると「これは死ぬ直前にも思い出すような、私にとって大事な事?(そうでなければ気にしない!)」
・不安な時は「あの時が10点なら、今何点かな?」と点数にして客観視する。
・死んだ後に後悔するくらいなら、今、全部やっちゃおう!
・今日が人生最後かもしれないから、人に親切であろう。
・・・と、色々な気づきや心の変化がありました。
あ!家の片付けも始めました( *´艸`)
それから子育ても、私が死んでもこの子が一人でしっかり生活できるようにちょっと手を離そうかな(or しっかり叱っておこうかな)
と、ちょっと余裕を持って考えることができるようになりました。
ちょっとだけ死んだつもりになって人生を考えられる本です。
是非、読んでみてくださいね♪
(mahanaの教室にありますので、興味のある方は貸し出しOKです!)
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余談ですが・・・
「あと何回くらい桜を見れるか」という話です。
日本人の平均寿命は男性が81歳、女性が87歳。
平均寿命まで生きたとして、私は今44歳なので、あと43回。
な~んだ!43回も春を迎えて桜を見れるのか~(・∀・)と思うけれど、
思いがけない事故や病気、もし癌が再発してしまったら、あと数回?!(^^;)
「花見は混雑するから行かない」と思っていましたが、「お弁当作って、家族で花見に行こうかな♪」という気持ちになります。
1つ1つを丁寧に生きる・楽しもうと思えるようになります。
それと同じで、ご実家が遠方の方は、年に1回帰省するとして、あと何回帰省してご両親と一緒に過ごすことができるでしょうか?
最近実家に帰ってないな~という方は、久しぶりに帰省してみるのもいいですね♪(*´ω`*)